2009年11月13日

鍋島青磁のやわらかな器



11月1日から始まった大川内山の「藩窯秋まつり」では、窯元さんの
展示場にもお邪魔して、いろんな食器を見させてもらった。

鍋島焼の特長でもある「鍋島青磁」を手がけている窯元の虎仙窯さんに
立寄ったら、やわらかな青磁の煎茶碗が置いてあった。

窯元さんによっては青磁釉薬もいろいろな特色があり、深い緑色もあれば
さわやかな青磁もあり、この煎茶碗を手に持ってみたら、ずいぶんと
手になじみやすい形状でした。

飲み口の部分も「うすく」仕上げてあり、やわらかなで上品な印象の青磁
煎茶碗です。ほん少しの窪みがあるだけで、持ちやすくなっていて

やわらかな表情だけでなく、器が持ち易いのもありがたい。
  


Posted by デザイン散歩 at 12:48 | Comments(0) | 伊万里鍋島焼