2025年03月04日
ユニクロのトイレサイン

銀座へ行った時に立ち寄ったユニクロ銀座店。
店内はすっかり春物が並んでおり、ファッションの色彩も春らしくなって、すっかり様変わり。
トイレへ向かおうとサインを探してたら、見かけたトイレの案内サインが気になった。
男性と女性のシルエットがあるけど、アタマが胴体の首の部分から離されており首も変に長すぎる。
今までのモノとは違う何かを打ち出すにしては、アタマを首から切り離してるマークに違和感をを感じるし、向かう方向を示す矢印のラインが細いと、識別性が弱い。
店内には色んな国から来ている人が多いし、トイレのサインのピクトグラムは、どこの誰が見ても、すぐにわかるよう、ユニバーサルなデザインにしてはどうだろう。
2025年02月21日
真っ赤なオニツカタイガー銀座店

銀座へ出かけた夕暮れ時、地下鉄の駅へ向かって歩いてたら、やけに赤い色が目立つ店舗が目についた。
そこはランニングシューズのオニツカタイガーの店舗。
入り口にはカフェもあり、タイガーカフェ。
店内の天井や壁面、床面は全部が真っ赤なインテリアで構成され、店舗空間が赤だらけなインテリアは初めて。
しかし店内を歩いてると、赤いけど落ち着いた赤色のせいか、目が慣れたのか、赤い色がさほど気にならない。。

店内のお客のほとんどがインバウンドのようで、地下へ降りるのにも並んで待っている。
オニツカタイガー銀座店は真っ赤な色彩で強調したインテリアが、ブランドのインパクトをさらに強くしてるし、晴海通りのショップは真っ黄色で、こちらも目立つね。
2025年02月18日
使い易い平たい茶碗

家で食事する時、ほぼ毎日、毎回のように使っている食器の平たい茶碗。少し平たく、少し広め。
ずいぶん前に、長崎の波佐見焼の窯元が集まっている中尾山の春と秋の陶磁器まつりへ出かけた。
有田焼のすぐ隣りの町に波佐見焼があり、陶器市のような催事が同じ時期に開催され、催事内容や客層の違い、どんな焼き物が並んでるのか、リサーチがてら毎年見に行った。そして波佐見焼はもうすぐ人気が出る予感がした。
波佐見焼の窯元を見ながらぶらぶら歩いてたら、庭に並べてある箱の中に、写真の平たい茶碗があった。
細い線で描かれているラインは濃い所や薄いのや、かすんでいたりと、手描きの不揃い加減が気に入った。
この平たい茶碗を毎日使うから、今まで使ってた茶碗の役割りが漬け物入れに変わった。
2025年02月11日
モダンなガラスのカップ

最強寒波の予報が先週から出ている中、原宿と表参道へ。
同潤会アパート跡地の表参道ヒルズの店舗もオープンした頃とはずいぶん変わっていた。
久しぶりにMoMAストアへ立ち寄った。
30代後半の頃、ニューヨークへ行った時にニューヨーク近代美術館へ行って、館内にモダンデザインの歴史的な作品が展示されており、その椅子のコーナーには剣持勇氏がデザインした椅子があったのをよく覚えている。
そこのミュージアムショップはお土産品的なモノがあるだけでなく、モダンデザインに関する書籍や資料があり、まさに近代(モダン)美術館らしいショップだった。
そんなMoMAのストアが表参道に出来てから、定点観測のように原宿や表参道へ立ち寄っていた。
展示品にガラスカップがあり、手に持つと軽く感じた。年をとると筋力も衰え、手に持つモノの重さが気になる。
焼き物産地のカップは絵付けや仕上げに工夫し、見ばえがするけど、手に持つ商品には「重さ」や「触感」という、目に見えない物理のデザインも大事だと思う。
*MoMA=MUSEUM of MODERN ART
2025年02月02日
渋谷ヒカリエから代官山へ

天気が良い平日の午後、渋谷ヒカリエの8階d47ミュージアムで開催されている「CRAFT」展を見てきた。
クラフトというのを、あえて英文字のCRAFTにしているから、今までの工芸的なクラフトと、どんな違いがあるのだろうかと。
最近、クラフトビールやクラフト酒、などのようにクラフト○○と聞くと、なんだかそこにこだわりがあり、一段ランクアップしてるように使われている気がする。
ヒカリエを出てから天気も良いので、渋谷の谷から代官山の山までウォーキング。歩いていると渋谷の谷を少し上がると「桜ヶ丘」という地名があり、谷の上に丘があった。

建築家隈研吾設計のフォレストゲート代官山
しばらく坂道をダラダラ上がって行くと代官山の通りへ。
知らない道を歩くのは、ちょっとした緊張感があるね。
2024年11月05日
銀座ライオンビアホールの壁画

銀座へ出かけると、用事が済んだ後に立ち寄る所のひとつが銀座ライオンビアホール。
有名な店や新しい店がいくつもあるけど、ビアホールほど
大きな空間を用意している店は少ないのでは。
とにかく、ここは天井が高いから、圧迫感がない。という
事は、解放的な空間になるし、日常、生活している家の
有り様と異なって、ここは非日常的な解放空間。
壁にはタイルが貼られているから、店内の人たちの声が
ざわざわと適当に反射して、良い意味のBGMになってる
から、小声で話すより、声が大きくなる。
銀座に新しいビルが建設されても、これほど大きな空間を
構成する店は出て来ないような気がするし、同じような
生ビールを飲んでも、ここで飲むと一味違う気がする。
この違いを味わうには、解放空間のビアホールに座って
壁画タイルの豊穣なシーンを眺めながらだね。
2024年10月17日
麦焼酎いいちこの広告ポスター

麦焼酎いいちこの名前を知ったのは、地下鉄の壁に貼ってあった広告ポスターを見た時で、40年前になる。
地下鉄の赤坂見附駅は銀座線と丸の内線が走っており、
東京駅や霞ヶ関、銀座、渋谷など利用客が多く、駅の壁に
B倍版の同じポスターを何枚もつなげているから、かなり
ポスターが目立った。
しかも、主役商品いいちこの写真は、どこにあるのかと
ポスターよく探さないと見つからないぐらい小さい。
駅の中を速足で歩くサラリーマンは、地下鉄で一息付く
ヒマもない時代に、大きな自然の風景の画像は、ちょっとした癒しにもなっていたようだし、何枚も貼ってあるから
速足で歩いても、ポスターが目立つ。

同じポスターを何枚も貼ってあるのに、まず驚いたけど、
他の会社のポスターが回りに貼られている中では目立たないが、他の会社のポスターがなく、いいちこでスペースを
独占すると、いいちこを見るしかなく、これは目立つ。
予算が少ない、時間がない、人がいない、地方の小規模企業が広告ポスターを始めて40年、今では海外30ヵ国ほどへ輸出している。商品価値の伝え方がブレてないね。