2011年09月15日

出西窯の食器はいいね



同じ焼き物とはいえ、伊万里や有田焼の磁器ではなく
備前や美濃、九谷ほどの知名度はないようですが
陶器の出西窯はデザイン関係の書籍にはよく登場する。
日本の民藝運動を代表する柳宗悦氏らの考えに共感して
器を作っている島根県の出西窯(しゅっさいがま)
一見の価値があります。
ここでぼくが説明するより、上の青文字をクリックして
出西窯のホームページを見たほうが早いね。

なにか新しい食器を考えたら、あるいは、こんな器が○○○を
するにはいいと思ったら、試しに作っては実際に食事のときに
作った本人が自分で使ってみることですね。
こうして器を作る人自らが、器を作って、食卓で使いこんで
洗って、拭いて、収納するなど、器の使いやすさを自分自身で
検証してこそ、使い勝手の良さや不具合がわかるもの。

売れない原因を探すよりも、食器を作る人は、作れるという
特権を充分に楽しんでこそ、良い食器が生まれると思う。
  


Posted by デザイン散歩 at 12:39 | Comments(1) | デザインについて