2010年04月28日
お酒が旨くなる青磁のぐい呑み

日中は暖かくなってきたけど、まだまだ夜は冷えますから
晩酌には、ぬるめの燗をしたお酒がうまい季節です。
暑い夏がすぎて秋風が吹きはじめる初秋の頃の晩酌も
ぬるめの燗酒が、これまた旨い。
そして、花冷えの今頃に飲む、ぬるめの燗酒もまた旨し。
新緑をイメージするような伊万里鍋島の青磁のぐい呑みで
飲む燗酒もまた旨し。
白磁、唐津焼、備前焼などの酒盃がいくつかあるなかで
この季節には青磁のぐい呑みで飲むと、どうも一味旨くなった
ような気がするのは、酒器のせいかも。
それにしても、西有田の地酒「宮の松」は旨かばい!
宮の松さんのブログは⇒こちらから
2010年04月23日
猪口・ぐい呑み

仕事を終えて、居酒屋で最初に口にするのはビール。
休日にテニスをした後シャワーで汗を流してランチに飲むのもビール。
おいしい新酒が出てきたこの頃は時々、気分をかえて晩酌
に飲むのが日本酒。
冷やで飲む時には、酒盃を持った指からお酒の冷え加減がジ~ンと
伝わってくるような「極薄」の酒盃で飲むと、その旨さが倍増すると
勝手に思い込んでます。
そして常温でお酒を飲む時に使うのが、写真のぐい呑み。
一見すると、そば猪口のようにも見えるけど、直径6cm高さ6cmと
お酒を飲むのに具合のいい大きさ。
形はこれと云うほどの特長もないほどに普通。
ウイスキーの宣伝コピーに、
「なにも足さない。なにも引かない」なんてのがありますが、この
ぐい呑みも、そんな似たような印象があります。
2010年04月19日
白磁の片口
久しぶりに日本酒を飲んだのですが、お酒を飲むときに便利な
酒器のひとつが「片口」。
日本酒の4合瓶の直径は約8㎝で、片手で持ちやすいのですが
冷蔵庫で冷やしていると、瓶に水滴が付いて滑りやすくなる。
直径が8cmの円筒形の片口にすると高さが高くなるので、円筒形でなく
楕円形にしてあるから、机に置いて邪魔にならないし、持ちやすい。
酒器の徳利から「猪口」や「ぐい呑み」に、お酒を入れるのもいいけど
写真のように、お酒の注ぎ口が長く伸びている特長の片口には
日本酒が流れる姿を眺めながら、飲む楽しみがある。
お酒は飲むものですが、香り、色つや、景色など、味だけでなく
楽しみ方もいろいろある。
Posted by デザイン散歩 at 12:52 | Comments(1)
2010年04月16日
花びらのさくら石鹸

すでに伊万里では桜も散って、すっかり葉桜になってますが
今週は寒さがぶり返してきて、葉桜さえも忘れるぐらい。
桜の季節は過ぎてはいるけど、写真は桜の花びらのような紙石鹸。
紙石鹸なんて、子供の頃に使った記憶がありますが
かわいい花びらの「さくら石鹸」を見るだけでちょっとした花見です。
以前から存在しているモノでも、姿・形に「デザインの力」が加わると
様変わりして、価値が高くなる良い見本です。
作っているのは北海道の⇒GEL-design
2010年04月12日
うさこちゃんの謎

人気もの・うさこちゃん が生まれて、今年で55年になり
関連する展示会や、本などが出版されています。
私の長女が生まれて10ヶ月ぐらいの時には、あぐらの上に彼女を
乗せて、この絵本を一緒によく読んでいたもので、ハイハイをしながらも
うさこちゃんの絵本を持っていて、私が疲れている時にはページを
1、2枚飛ばして読む時があったのですが、長女はちゃんとページの
順番を覚えていて、手を伸ばしてはページを元に戻し、抜かさずに
ちゃんと読んでと言うように、子供に人気のうさこちゃんでしたね。
うさこちゃんの名前で知られている、可愛いうさぎの絵本を描いて
いる人はオランダのユトレヒトに住んでいる、ディック・ブルーナさん。
美術手帖の4月号は、「ディック・ブルーナの謎」と書かれた特集号。
グラフィックデザイナーでもあり、絵本作家でもあるディックさんの
仕事ぶりや暮らしを紹介していて、まだまだ元気に現役です。
ミッフイのうさこちゃんも最初の頃の顔、形と、今では違っていたり
微妙なしぐさや、背景に使う色彩の意味などをいろいろ話していて
世界中の人たちに人気がある、その謎を紹介しています。
2010年04月11日
深川製磁・直営レストラン
有田焼を代表するメーカーの深川製磁。ここの工場の敷地内には
美術館やショップ、そしてレストランがあり、チャイナ・オンザ・パーク
とよばれて観光バスもやってくる、有田の観光地のひとつ。
レストラン究林登(クリント)は深川製磁の直営レストランですから
当然使われる食器は深川製磁製。まさに「食と器」を実践している。
写真はデザートに出てきたケーキとプレートです。スタッフの人に
「可愛いプレートですね」と声をかけたら
「このプレートで出すと、皆さんから言われます」と嬉しそうな声がきた。
ケーキの話よりもプレートの話になって、食事の後にショップへ行って
買い求めるお客さんがいるようで、ここのレストランは食事だけでなく
食器のプロモーションセンターの役割りもしている。
店の中に、食器をスキマなく置いていれば事足れりの時代ではなく
食器の良さを「伝える」努力の方向が良いと、売れていくようですから
売れない原因は、回りのせいだけでなく、努力の仕方と工夫です。
2010年04月08日
チャンポンの井手ちゃんぽん
先週の夜、春とはいえ夜はまだまだちょっと寒いので、夕飯に
武雄北方の「井手ちゃんぽん」にでかけた。
夜の8時を過ぎてましたが、店内にはお客さんが半分ぐらい。
たっぷりな野菜を富士山盛りにして、ちょっと甘めのスープが
冷えた体を温めてくれました。これでほっとちょっとハッピィ。
ちゃんぽんの丼には「唐子の染付」があるで、食べていくとだんだん
絵柄が見えてくるので、スープを最後まで飲み干したくなるね。