2010年04月02日

続・納めの器です

*前回の記事は→ こちらから
昨日の続きで、春の窯元市から展示販売している、「納めの器」を紹介。

絵付け伝統工芸士の技がさえる、「巒山窯・らんざん」さん。
深い緑色に特長がある鍋島染付と、繊細な線描き作品です。


そして、次は「文三窯・ぶんぞう」の三宅製陶所さん。
東京ドームのアンケートでも、一番人気の高かった器です。


淡い水色が特徴的な器は、「杏土窯・あづち」さん。
水色のところが少し盛り上がった優しい表情で、人気が高い作品です。


そして、季節のアヤメを描いているのは、「畑萬陶苑・はたまん」さん。
色鍋島の色使いを基調にして、涼しげに仕上げています。



同じような形状の器ですが、それぞれ窯元さんの個性が出ており
見ているだけでも楽しいですね。
大川内山の桜は、週末までは見頃ですから、焼物の掘り出し品を
探しがてら、散策されてはいかがですか。  


Posted by デザイン散歩 at 19:19 | Comments(2) | 伊万里鍋島焼