2011年10月05日

グッドデザイン賞を受賞した器

10月3日、今年のグッドデザイン賞が発表されました。

「今までなかったのが不思議に思えるようなものが
優れたものだと思います。
その潜在的にみんなが思っていた解が具現化された
ときに、グッドデザインは生まれます。」

と話しているのは、2011年度のグッドデザイン賞の
審査委員長をしているデザイナー深澤直人さん。
まあるい加湿器やインフォバーのデザインをした人です。


(写真は青白磁ぐい呑み)

グッドってのは、文字どおり「良い」わけですから
今現在、世の中にある物よりも、どこかが良いということ。
暮らしに役立つモノやコトを生み出す行為がデザイン。
見たときに「あ~、きれい!」とか「これってイイネ」と
そこに笑顔が生まれるだけでグッドでしょ。

「GOOD・良い」という意味を、自分なりに解釈して
言い換えれば、「快適さ」という意味も含んでいると思う。
心地良いとか適正のように、暮らしを快適にしてくれる
役割をちゃんとはたしていれば、たとえ、それが有形の
商品であれ、無形のサービスであれ、グッドでしょ。

グッドデザイン賞を受賞した伊万里鍋島焼窯元の
虎仙窯さんの青白磁の器
は、煎茶碗、ぐい呑み
など4点のシリーズ。おめでとうございます。
佐賀県でグッドデザイン賞に入賞したのはこれ1件。

*今年のグッドデザイン賞は→こちらから
  


Posted by デザイン散歩 at 12:33 | Comments(0) | Gマークに入賞