2009年10月08日
鍋島青磁の湯呑みと小皿
昨日の台風は、「風が強かね~」と挨拶する程度でしたが、これで季節が
少しは変わったのか、熱いお茶がおいしく感じる季節になりました。
熱いお茶を飲む時には、伊万里鍋島焼の色彩豊かな「色鍋島」や
清々しい青磁釉薬の「鍋島青磁」の器もいいものです。
伊万里鍋島焼の窯元さんたちは、それぞれ個性的な「色鍋島」や
「鍋島青磁」の焼き物を作っていて、写真の青磁の器は虎仙窯さん。
少し厚みのある鍋島青磁の湯呑みには、「貫入」がしっかりと入って
趣きのある景色になっています。
そして、竹籠を組んであるような「籠目」の小皿は、さわやかな青磁の色。
「鍋島青磁」の中にも、いろんな表情の青磁がありますね。
2009年10月06日
櫓庵治でランチ
伊万里の昼時に女性たちのグループで混んでいるお店が、「櫓庵治」です。
お店の名前は「ろあじ」と読み、九州のうまい素材の創作和食のお店。
メニューの豊富さとお店の雰囲気が、他の飲食店と少しばかり違うせいか
オープン以来混んでいて、佐賀市内にもお店がある。
写真は、「味覚膳」というランチで、¥1、030。
料理の大きさは、どれも一口サイズですが、種類があるので楽しめる。
お米は「竈・かまど」で炊いているせいか、これはほんとうに旨いね~。
そして、コーヒーのドリンクやデザートが付いているので、食事の後も
ゆっくりできるから、女性たちで混む事になるのです。
しかも、デザートは3点の中からチョイスできるのも嬉しいサービスだ。
この店が女性客で混んでいる理由の一つが、空間の心地良さ。
中庭があるだけで、何となくほっとするものです。
席数を増やすよりも、心地よさを優先している姿勢が嬉しいお店です。
2009年10月05日
紙スプーンの改良デザイン

先週に紹介した「紙スプーン」の記事では、プリンがすくいにくいので
その改良タイプを日曜のお昼に考えてみました。
お茶を飲みながら、紙スプーンを眺めては、問題点の「すくいにくい」を
「すくい易い」にするには、「凹み」を付ければいいわけですから、紙一枚で
折りやすい凹みをどうつけると、すくいやすくなるか。
まずは、思いついたアイデアのスケッチを描いては、紙で模型を作りました。
こういうのは、試しに作ってみるしか、わからないからね。

紙で作っては、また別なアイデアを考えては、また紙で模型を作る。
こんな作業を4~5回ほどしていると、「こっちの方かな~」と思い当たる
デザインに出会った。
これはスケッチを描いて、模型を作る「作業」をしているから出会える
もので、とにかく「手」を動かすことで、頭の脳も動くものだね。
そして、完成したのが下の写真。
すくい易くするために、スプーンの中央部にも折れ線を入れ、そして
こぼれないようにサイドにも壁を作り、親指と人指し指でつまむ部分を広くして
掴み易いようにと、デザインしました。
早速、これでプリンをすくって見たら、すくい易くて、食べやすく、無事完成!
ちなみに作業中に聴いていたBGMは、高橋真梨子のCDでした。
