2009年10月05日

紙スプーンの改良デザイン



先週に紹介した紙スプーン」の記事では、プリンがすくいにくいので
その改良タイプを日曜のお昼に考えてみました。

お茶を飲みながら、紙スプーンを眺めては、問題点の「すくいにくい」を
「すくい易い」にするには、「凹み」を付ければいいわけですから、紙一枚で
折りやすい凹みをどうつけると、すくいやすくなるか。
まずは、思いついたアイデアのスケッチを描いては、紙で模型を作りました。
こういうのは、試しに作ってみるしか、わからないからね。



紙で作っては、また別なアイデアを考えては、また紙で模型を作る。
こんな作業を4~5回ほどしていると、「こっちの方かな~」と思い当たる
デザインに出会った。
これはスケッチを描いて、模型を作る「作業」をしているから出会える
もので、とにかく「手」を動かすことで、頭の脳も動くものだね。

そして、完成したのが下の写真。
すくい易くするために、スプーンの中央部にも折れ線を入れ、そして
こぼれないようにサイドにも壁を作り、親指と人指し指でつまむ部分を広くして
掴み易いようにと、デザインしました。
早速、これでプリンをすくって見たら、すくい易くて、食べやすく、無事完成!
ちなみに作業中に聴いていたBGMは、高橋真梨子のCDでした。

  


Posted by デザイン散歩 at 12:41 | Comments(2) | 楽しいデザイン