2009年08月17日

ビネガーレストラン・時季のくら



家具の産地で有名な福岡県大川市には、「酢」の蔵元・庄分酢があり
工場を拡大するため、朝倉の方にも新しく増設して、同じ敷地内に
「ビネガーレストラン」を作ったという記事を見て出かけてきた。

レストランの名前は、「ビネガーレストラン・時季のくら」。回りを緑の木々に
囲まれて、涼しげな風が吹き抜ける心地よい場所にある。



外観は静かなたたずまいのデザインですが、入り口の「1枚扉」には
ちょっとした仕掛けがあり、中に入る楽しみを増幅させている。

「独自な商品+心地よい立地と空間+接客もてなしとサービス=増客」
この基本が出来ているお店は、どんな職種でもお客が多い。

ビネガーレストランの「在り方」が心地良いから、ここには人が集まる。
場所が山の中にあるけれど、わざわざ人が集まるには「理由」があり
その理由を知るには、やはり「現場」を見ること。ここの建築もいいから
心地よい接客には、「空間」も大事な要素だけど、掃除など普段の
「手入れ」や「手間をかける」ことが重要だと実感した。  


Posted by デザイン散歩 at 12:42 | Comments(2) | グルメ