2016年04月19日
良くなるには行動、何もしないのが失敗。
コンビニを大きく伸ばした第一人者の鈴木敏文会長は行動の人。
新規事業を提案して社内で反対があっても、行動したから
成果につながり、セブンの業績も過去最高の数字をだしてます。
今までは売れていた商品が、だんだん売れなくなると、今までと
まったく違う新しい商品を作ろうと取組みます。
そして、新しい商品が生まれて、製造者や関係者にも評判が
良いのに、あまり売れていかない場合もあります。
その理由というか原因のひとつに考えられるのが、ほとんど
新商品の宣伝をしていない場合があります。
店頭にポンと置いておくだけで、ポップもないから、お客さんは
どれが新商品なのかわかりません。
お客さんに新しい商品が存在していることを伝えていないと、
その存在価値を知られていないモノは売れていきません。
今までの商品には今までのお客さんがいるから売れていくけど、
売上が減ってきたのは、今までのお客さんが減っているから。
新しい商品は新しいお客さんに知ってもらうように伝えないと。
新しい商品の存在を知っているのは、それを作っている製造者や
関係者だけなので、肝心の新しいお客さんに知ってもらうように、
宣伝や広報の仕事にしっかり取り組むことがとても重要です。
ところが、製造業者はモノを作るのは得意でも、新しいお客さんを
作るのはあまり得意ではなく、今までのお客さんの方を向いている。
新しい商品を作る仕事と、新しい商品の価値を伝える仕事の
どちらも重要な仕事になります。
成功と失敗の関係でいえば、失敗とは計画した新しい商品の
売上げの目標数字を達成しなかったことではなく、それよりも
何も行動しないのが失敗です。
今までとは違う新しい商品なんだから、最初に考えた事業計画の
とおりに進まないで、たとえ2歩進んで1歩下がったとしても、
それは今より1歩前に進んだことになる。
小さな失敗を経験したり、予想しない場面に出会うのは、知らなかった
新しい情報を知ることになり、それは今よりもプラスの出来事。
それでは今日の一日、あかるく笑顔で。
下手な鉄砲でも数多く打つと当たるのは、打つからだね。
Posted by デザイン散歩 at 12:23 | Comments(0) | ビジネス