2013年12月06日

サインペンは誕生してから50年

サインペンは誕生してから50年

このあいだ早田文具さんで開催された「筆記具教室」

講師は「ぺんてる」のベテラン社員さんでした。

ぺんてるの筆記具といえば、普段から使っているサインペン。

これという大きな特長がないように見えるけど、やわらかな

六角の断面はとても「持ちやすい」本物の優れモノ。

筆記具で丸い筒状タイプは「押し出し成型」で作るので、コストも

あまりかかりませんが、サインペンは「射出成型」となり、

金型を作るために大きな金額が要ります。

50年前の当時の文具業界の状況からすれば、1本100円の

商品のわりにはすごい投資になりますが、これも「筆記品質」

のこだわりを最優先した英断ですね。

ピンクのは海外向けにしてたのを、国内でも販売するように

なった新色のサインペン。

50年間あまり変わらないようでも、販売エリアや客層によって

変えているからこそ、50年のロングセラーなんですね。

ボールペンやシャープなどの構造や使い方の勉強だけでなく

時代や環境の変化に対応する「変化力」と「英断」が

企業経営には大事なことをサインペンから学びました。

次回の教室を楽しみに、今日もHave a Good Smile !



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Posted by デザイン散歩 at 12:24 | Comments(0) | グッドデザイン | ブランド
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