2011年05月23日
手になじむ木製の靴べら

ほぼ毎日のように使っているモノのひとつに、靴をはく
ときに使う「靴べら」があります。
「靴べら」は靴をはこうとする、その瞬間だけ使うので1回に
おそらく5秒ぐらいしか手にもっていない瞬間系道具。
イザっという時に、迷うことなくサッと手のなかへ。
手にもつのが瞬間だからこそ、手になじんで持ちやすく。
カタチを見たら「存在の役割り」がすぐにわかる形をして
この靴べらだと、靴をはく作業がわずらわしい事もなく
まったくストレスを感じない、ストレスフリーな道具。
太いグリップ部分から、背中をそったように先端の薄さまでの
造形デザインが信頼できる「存在感」をあらわしています。
この造形のラインに信頼感をただよわせ、つきあい始めて
もう25年ぐらいになる。頼りがいのある靴べらです。
信頼感を別の言葉で言い換えるなら、よけいな心配をすることが
ないから、ストレスフリーにも近い意味になるような気に
この靴べらを見ていると感じます。
Posted by デザイン散歩 at 12:43 | Comments(1) | グッドデザイン
この記事へのコメント
わたしはあまり靴べらを使わないのですが…持っているのは、愛妻が屋久島の黒味岳登山に行った時のお土産…屋久杉の靴べらです
ごく普通のデザインです
普段は「人さし指べら」使用です
ごく普通のデザインです
普段は「人さし指べら」使用です
Posted by 春旦 at 2011年05月23日 19:54