2011年01月06日
うさぎのうさこちゃんと作者ブルーナさん

今年の干支は「うさぎ」。ですから年賀状にはウサギの絵があり
いい大人が書いた賀状でもどれもみな可愛いくなるものです。
うさぎと来れば、去年の美術手帖に特集された、ミッフィーで
あり、うさこちゃんの作者ディック・ブルーナさんとつながる。
正月は伊万里でのんびりして、去年に読み終えていない雑誌や
本などの整理をしていたら、美術手帖の表紙に扉から顔を半分出して
いるうさこちゃんを見つけ、またじっくりと読んでました。
タイトルが「ミィッフイーの作者というだけでは語りつくせない
ディック・ブルーナの謎」と書いてあれば、どんな謎があるのかを
知りたくなるのが人情ってもんですから、こんなタイトルを見たら
読まずには入られないので、ほんとに上手なタイトルです。
うさこちゃんの特長はいくつかありますが、やはり一番に思うのは
表情の微妙なしぐさと色彩の絶妙なバランスの、「微妙と絶妙」。
色の三原色である、黄、赤、青を基調にしてストーリーにあわせた
色彩を配色しています。そして黒の縁取りライン。
色の三原色は、あまりにも見飽きているから、それらを混ぜ合わせた
新しい色を使いたくなるところを、あえて基本の三原色に、意味を
持たせ、うさこちゃんの思いや情景を表現し、ブルーナさん独自の
ブルーナカラーを創造しているのがデザインとしてスゴイ。
今日の写真は、美術手帖のブルーナさん特集号表紙を拝借して
うさこちゃんの部分を大きくしてますが、うさこちゃんは誕生して
今年で56年、世界中で読まれているベスト&ロングセラー。
私も長女がハイハイするから頃から膝にのせて、うさこちゃんを
何回も読み聞かせてましたが、もし子供がいなかったら
ブルーナさんを知ることがなかったかも知れませんね。
絵本に興味のある方は⇒うさこちゃん
前に書いたブログ記事はこちら⇒うさこちゃんの謎
Posted by デザイン散歩 at 12:52 | Comments(1) | 楽しいデザイン
この記事へのコメント
そうですね
わたしも子供がいなかったら、ミィッフイーの絵本は手にしていないかもしれませんね
今・娘は昨年から保育園の先生をしています
やはりこの絵本は人気らしい
大人になっても、娘の箸入れはミィッフイーでうさちゃんの絵がついています
単純な絵なのですが、ホッとして癒されますね~!
わたしも子供がいなかったら、ミィッフイーの絵本は手にしていないかもしれませんね
今・娘は昨年から保育園の先生をしています
やはりこの絵本は人気らしい
大人になっても、娘の箸入れはミィッフイーでうさちゃんの絵がついています
単純な絵なのですが、ホッとして癒されますね~!
Posted by 春旦 at 2011年01月06日 20:58