デザイン散歩・プラス

長崎県の観光案内パンフレットに紹介されていた焼き物が、
波佐見焼のＨＡＳＡＭＩ。

波佐見焼の後継者の人たちで作って、新しい波佐見焼だから
ＨＡＳＡＭＩ　と英語表記になったようで、自分たちの納得する
食器作りに重点を置いていると書いてあります。

カップのデザインを見ると、収納時のスタッキング（積み重ね）機能を
大事にしているのがわかります。
ちょっと気になるのが「見た目の重さのデザイン」。スタッキングに
配慮するなら、重ねた時に重くならないように配慮するにも大事。
まあ、若くて元気な人が使う場合「重さ」よりは、しっかりと
使えそうな形状デザインの方を優先したのでしょう。
いろんなデザインが出てくると、使う人の選択幅が広がりますから
どんどん新しい食器を作ってほしいものです。

釉薬の色もカラフルにした新しい波佐見焼の食器で、こうして
いろんな食器が出てくると、波佐見焼が元気な印象を受けますね。