2009年07月17日
東京限定・ふんわりしょこら

いつからチョコレートの事を、ショコラとかチョコラとか言うようになったの
だろうと、写真の「ふんわりしょこら」を見ながら思った。
日本のチョコレート業界最大のイベントが、「バレンタインディー」ですから
たぶん、バレンタインに関係しているでしょう。
バレンタインの時期になると、都内のデパートではチョコレートの特設売場を
作り、「東京ショコラ」とか、「サロン・ド・ショコラ」なんて看板を付けていたし
そんな名前のチョコレート見本市もあった。
写真のチョコ菓子の商品名が、「ふんわりしょこら」と平仮名表記なので
どこかに「和風」の味わいがあるのかと思ったら、とくにそんな様子はなく
やわらかなカカオスポンジの間に、チョコがサンドイッチされているから
その柔らかな触感のイメージで、「ふんわり」と平仮名になったようです。
そして「東京限定」なんて書いてあると、お土産のお菓子を何にしようかと
迷っている人には、ここでしか手に入らない特別なお菓子のような印象を
与えるから、この「限定」という表示は、どうも「おまじない」のようだ。
製造をしている人は、自分の技術に自信があるから、モノさえ良ければ
必ず売れると思い込んでいるフシが多分にあるようですが、品質が良い
商品が売れるためには、「おまじない」が必要かも知れませんね。
Posted by デザイン散歩 at 12:32 | Comments(0)