2016年06月07日

独自な染付の伊万里鍋島焼・らんざん窯

独自な染付の伊万里鍋島焼・らんざん窯

この間、大川内山へでかけたとき、展示場の窓越しに置いてある
染付の焼き物とガラス窓に反射してうつっている山の景色。

染付に使われるのは呉須とよばれて、藍色や青などの青色系統が
一般的に多いのですが、伊万里鍋島焼窯元・らんざん窯
伝統工芸士・山本さんは緑色の呉須をつかっています。

やわらかく、絶妙な筆使いで、繊細な花を手描きしている逸品です。
黒っぽい呉須もあるなど、呉須といってもいろいろな色調があり、
その色の違いも焼き物の楽しみのひとつ。

伊万里焼や有田焼と一括りすると味けなく、伝統工芸品とはいえ、
それぞれの窯元には個性があり、独自性をだしています。

手描きだから良い、というよりも、そこの窯元らしさ、窯元ならではの
独自な世界を表現して伝えることがブランディングにつながります。

それでは今日の一日、明るく笑顔で。
線だけで描く技法の、ここの「線描き花模様」もよかですね。



Instagram
同じカテゴリー(伊万里鍋島焼)の記事画像
伊万里焼とカレー
東京サラダボウルと伊万里鍋島焼
般若の黒い徳利@畑萬陶苑
刺身と涼しげな器
初スイカと伊万里鍋島の器
爽やかなふつうの器
同じカテゴリー(伊万里鍋島焼)の記事
 伊万里焼とカレー (2025-03-24 12:02)
 東京サラダボウルと伊万里鍋島焼 (2025-02-12 12:02)
 般若の黒い徳利@畑萬陶苑 (2024-07-11 12:21)
 刺身と涼しげな器 (2024-07-09 11:29)
 初スイカと伊万里鍋島の器 (2024-07-08 11:36)
 爽やかなふつうの器 (2024-03-10 11:36)

Posted by デザイン散歩 at 12:51 | Comments(0) | 伊万里鍋島焼
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。