2013年12月26日

イケアの299円マグカップと有田焼のマグ

イケアの299円マグカップと有田焼のマグ

知り合いが使っているイケアのマグカップ
取手のところに特徴があり、積み重ねができて、
傾かないまま収納できるようになってます。

これを使っている30歳の知人に、
「この取っ手で使いやすい?」と聞いたら、
「まあまあですね、値段が安いから」
「安いって?」「300円ぐらい。
 使いやすくはないけど、まあ使えますよ」

質問を変え「積み重ねて使う?」とたずねたら、
「重ねると下のが出しにくいから、重ねないですね」
「なんで買ったの?」
イケアのマグはカッコイイし、安かったから」

以前、新しい食器を開発し、その時にアンケートをしたら、
食器を買う場合はデザインと機能性と価格の3つ要素の
バランスで買うとあり、この場合はデザインと価格を
優先して、機能性は二の次になった。

マグカップといえば久しぶりに有田焼卸団地の匠の蔵から
有田焼のカラフルなマグカップがでて、積み重ねできる
特長をうたっています。

ひとつのカタチで、あとはカラフルに好きな色をどうぞ
選んでというやり方は、すでに波佐見焼のコーヒーカップが
取り組んで、ティーポットなどアイテムが多くあり
雑誌やメディアに登場して評判が良いようです。

一つアイテム、一つのカタチでワンサイズか2サイズ。
それに色や絵付けでバリエーションを増やすのは
コストを抑え、作る側や売る側には都合のいいやり方でも、
業界の環境も大きく変わりユーザーも多様化している
時代、肝心のお客側にとってはどうなんだろう。

今年もあと数日。今日も一日 Have a Good Smile !



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Posted by デザイン散歩 at 12:42 | Comments(0)
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