2008年06月23日
イタリア・スウォッチ時計

本当にイタリアのデザインにはよく驚かされるし、楽しいデザインが多い。
スウォッチは「SWATCH」と書いてスイスのウォッチで、イタリアンデザイン。
しかし、頭文字のSはスイスのSではなく、セカンドのSで次世代の意味。
今までの時計の概念を越える、「次なる時計」の意味がある。
以前、出張で成田からミラノに行く時に乗った航空会社はイタリアの
「アリタリア航空」。機内に入った瞬間に、そこはイタリアの空気でした。
スチューワデス全員がスウォッチをしていたのには驚いたが、おかげで
ミラノのモンテナポレオーネ通りのスウォッチショップを教えてもらった。
プラスチック、ファッション、低価格というスイス時計らしくないコンセプトで
時計市場にデビューして、今では、プレゲ、ブランパンやオメガなどの
高級ブランドまでグループ傘下に治めている世界企業に成長し、去年に
銀座7丁目の銀座通りには「ブティック銀座タワー」を作った。
この企業が生まれた背景には、日本製クォーツがスイス時計市場に脅威を
与え、その対抗策として誕生したそうで、競争は新たなエネルギーになり
今もデザインと品質をベースに新たな価値を創り出している。
Posted by デザイン散歩 at 12:32 | Comments(0) | 海外モノ