2008年04月20日

伊万里色絵・オウム

伊万里色絵・オウム

いつものジョギングコースには、おおきなオウムがいる。
オウムがいる所は、伊万里川にかかっている「相生橋」のたもと。
旬彩料理「きくなみ」さんのすぐ近くです。

オウムの大きさは見たところ、1メートルぐらい。
赤、緑、金色とにぎやかな色彩で全体を飾っているので、迫力がある。
このオウムの正式な名前は「伊万里色絵鸚鵡(おうむ)像」。
大きな樹の株に止まっていて、磁器で作られている。
17世紀後半にヨーロッパの王侯や貴族の邸宅に置かれてようで
当時の大きさは、高さが「43センチ」ぐらいだったと書かれているから
オウムの実物に近いサイズのようですね。
このオウムは、それを倍の大きさに復元したもので、技術力を感じる。

鋭い目、くちばし、脚の表現力や、顔、胸や背中の羽根の色彩も見事。
樹の株に止まっている姿など、全体の造形力のバランスがとてもいい。
「古伊万里の町・伊万里」の歴史を感じる一品ですね。



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Posted by デザイン散歩 at 12:24 | Comments(4)
この記事へのコメント
情けないことに初めて知ったよ~
いつも車でばかり通るので気づきませんでした
たまには歩け歩けと思ってはいても、ついつい時間に追われ、こんなに素晴らしいものが伊万里の町には点在しているというのに
いろんなものを紹介してくれて
有難とさん
Posted by Oや at 2008年04月20日 18:33
伊万里には、まだまだ素晴らしいものがあるようです。
やはり、玉は磨かんと、光りませんから、しっかりせんばですね。
Posted by 東京ボーイ at 2008年04月21日 08:45
へエ~!?
オームがいましたかね???
相生橋は人形や壷ではない何か?が
在るのは認識してたけど オーム?
今度 よーく見てみます。賢海寺の和尚曰く「人間の目は便利な目 見ようと思わなければ何も見えない・・・・」
? ちょっと意味がちがいましたね(笑)
Posted by 樹の精樹の精 at 2008年04月21日 09:27
大きな壷と人形はよく知られているようですが、観光案内にもこの立派な
伊万里色絵のオウムが紹介されていないようです。
近くを通ったときにでも、ぜひ見てあげると、きっとオウムも喜びますよ。
Posted by 東京ボーイ at 2008年04月21日 12:11
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