2025年04月25日

コーヒーカップのデザイン



毎日のようにコーヒーを飲む時のカップは、40年以上も前から使っている。一番気に入っているのは把手のところ。指に当たる幅が面で広いから、持つのが楽に感じる。

とはいえ、年を重ねて来ると、筋力の衰えと共にコーヒーを入れたカップの重さが気になる。

何も入ってない時のカップの重さは276g。そして、これにコーヒーを入れると450gになった。

このカップを持つ時、把手に人差し指と中指の2本の指を入れ、把手の下部分に薬指でカップを支える。

そして、把手の上の所を親指で軽く抑え、4本どの指も力をあまりかけてないで、しっかりと安定している。

たとえ、カップの重さを軽くしても、カップを指で持つ、という時の「持ち方」や「飲み方」など、「カタ」を考えて、それからカタチのデザインだと改めて思う。
  


Posted by デザイン散歩 at 12:02 | Comments(0) | デザインについて