2011年01月24日
無印良品の加湿器とデザインコンセプト。
今年になってからの天気は単に寒いだけでなく、空気が乾燥して
いるので、インフルエンザ対策をしっかりせんばです。
そこで空気が乾燥しているなら、乾燥しないように湿度をあげる
役割りとして登場するのが、加湿器。
無印良品では加湿器を販売して、店頭で実際に加湿中でした。
加湿をすると、どんな状態になるのがよくわかります。
加湿器のデザインは無印らしく、シンプルな円筒形状。
部屋に置いてもスペースをとらないから、使い易そうで加湿する
機能だけで、装飾はいっさいしないで価格を抑えています。
インテリアに置いて使う道具に、あまり個性的なデザインだと
置く場所に困る場合もありますから、ここは無難なデザインを
優先したほうが、使う方には助かる場合もあります。
無印良品のコンセプトのひとつに「無名性・アノニマス」が
あるように思います。
商品が無表情だからといって、それはデザインしていないわけでなく
「時」と「場所」や「使い方」などを考慮し、商品コンセプトを
「無表情」と設定してデザインをしているので、無表情も
いくつかある表情の中のひとつの選択になります。
商品のコンセプトを設定しないで、思いつきのアイデアだけで
作り、カタログやホームページなども、その時の担当者の気分で
思いつきで作ると、商品に対する「一貫性」が欠如してしまい
使う人の理解や共感が得られにくくなるので、商品コンセプトを
明確にする事は、デザインを上手に進めるためには大事です。
Posted by デザイン散歩 at 12:54 | Comments(1) | ビジネス
この記事へのコメント
無表情の表情=シンプル…?
飾らないデザインですが、どの部屋どの場所にもマッチしそうですね
あきないデザインが長くいつまでも使えそうです
無印良品…無駄にお金を使ってないのが逆にシンプルなデザインを生んだということでしょうか?
商品のコンセプトを貫いてデザインしないといけないということでしょうかぁ~?
飾らないデザインですが、どの部屋どの場所にもマッチしそうですね
あきないデザインが長くいつまでも使えそうです
無印良品…無駄にお金を使ってないのが逆にシンプルなデザインを生んだということでしょうか?
商品のコンセプトを貫いてデザインしないといけないということでしょうかぁ~?
Posted by 春旦 at 2011年01月24日 20:47